<チョコレート> これは、チョコレート類に含まれるテオブロミンという成分によって中毒を起こすためである。体重10kgのイヌが約100g食べた場合でも発症のおそれがある。ネコも同様の理由で悪影響を受ける。 <ネギ類(ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラなど)> これは、ネギ類に含まれる成分(アリルプロピルジスルファイドなど)がイヌの赤血球を溶かし、貧血を起こすためである(タマネギ中毒)。ネコも同様である。 <鶏の骨> 噛み砕いた際にササクレ状に割れるため飲み込んで消化管穿孔の原因になることがある。特に加熱されたものは危険です。 <牛乳> 牛乳に含まれる乳糖という成分を体内で分解できない。下痢をしたり、幼犬だと衰弱死する場合がある。 <キシリトール> インスリンの過剰分泌よる低血糖や肝障害を引き起こす。人とは異なり犬に対しては、キシリトールはインスリンを分泌させる力が強いため、血糖を異常に低下させてしまう。血糖低下による、意識低下、脱力、昏睡、けいれん、肝障害が起こる可能性があり、 キシリトールを0.1g/kg以上(体重10kgの犬で1g)摂取してしまった場合には要治療であるとの報告があります。(但し単回投与における毒性は極めて低いとされる。) もしも中毒を起こした場合はすぐに獣医師の診察を受けるよう注意を呼び掛けている。 <アボカド> 果肉や皮に毒素が含まれており、下痢や嘔吐を起こす危険性がある。種を誤食する恐れもあるので、イヌの届く場所に置かない。 <たけのこ> 結石症のリスクを高めるシュウ酸を多く含み、与えない方がいい。味付けメンマは塩分も高く、与えない方がいい。 < 人間とネコ・犬の年齢換算表 >